今回サッカーで海外でステップアップしたい人向けの内容になっています。私もまだ何も成し遂げていないのですが、約2年間で「海外でプレーしている日本人の方約50名以上の方々の話を聞いて分かったこと」、「オーストラリア、リトアニア、ドイツで計16チームのトライアウトを受け、得た知見」をお伝えしたいと思います。
なぜこのような記事を書くのか?
「海外でステップアップしたい!でも、分からないことが多すぎる!何から調べたらよいのか分からない。」まさにそんな状況でした。エージェントも3回違う会社に頼みましたがなかなかうまくいきませんでした。「皆さんには僕のような経験をしてほしくない」少しでも僕の経験が役に立てばという想いで書いています。
この記事は以下のような人にオススメ!
- 海外でステップアップしたい!
- 海外でサッカーをしたい!
今回はTransfer Market 、海外サッカーの仕組み、以上2つの視点から紹介していきます!
では、いきましょう!
ステップアップするには
結論:Transer Market に載って自分の価値を高めることが大切だと感じた。
Transfer Market
1、Transfer Marketに載る
海外でステップアップしていくにはTransfer Marketというものに載り、選手としての価値を高めることがとても大事になります。
僕はこれすらも分かりませんでした!
Transfer Market こちらに書かれていますが、簡単に言うと、
「サッカーの履歴書」のようなもの。
エージェントや監督などが、「この選手がどのくらい試合に出て活躍しているか」、「どのくらいの価値があるのか」を一目で分かることができ、契約につながりやすくなりステップアップにも有効になります。
ちなみにこれはドイツのウェブサイトとなっているので、ヨーロッパ基準で見られます。
つまり、ヨーロッパの人からしたら「日本で経歴があっても実際ヨーロッパで何ができるの?」という感じなのでとにかくステップアップを考えるのであればヨーロッパでプレーすることが大切だということです。
Transfer Marketの情報見せて
まだ載ってないんだ。
じゃ、厳しいね。
リトアニアの1部のトライアウトを受ける時「Transfer Marketの情報見せて」と言われました。当時はまだ載っていなかったので「まだ載っていない」というと練習参加すらさせてもらえませんでした。
Transfer Marketの大切さを身に染みて感じました。
しかし、ただTransfer Marketに載るだけではあまり意味はなく価値を付けていかなければなりません。
2、Transfer Marketで価値を付ける
Transfer Marketに載るだけではだめで、ここから選手としての価値を付けていくには「プロ」としてプレーすること。
「プロ」でなければ価値は付きません。ドイツ5部、6部では「アマチュア」になるのでTransfer Market には載るものの市場価値は付きません。なので、とにかく小国の1部でプレーして市場価値を高める。という選手も最近では増えてきています。
2人の例を挙げると、
ドイツ5部➡ラトビア2部➡リトアニア1部(Champions League 、Europe league、Europe conference league)の予選出場
ドイツ5部➡ラトビア1部➡ポーランド1部➡ベルギー1部
本当の意味で海外でステップアップしている選手たちもいました。
これらは一例なのでこれがすべてではないですが、参考程度に。国選びもステップアップにとても大切な要素の一つと言えるかもしれません。
大国の下部のリーグより小国の1部でプレーする方が市場価値は高くなることもあります。
1部でプレーすることの魅力
「とにかく1部でプレーすることにこだわれ」これまで話してきた多くの人たちに言われました。
なぜヨーロッパの1部にこだわるのか、上記に書きましたがTransfer Marketで市場価値が付く、+3つの大会に出場できる可能性がある
それは、(Champions League) ,(Europe League),( Europe conference League)この3つの予備予選。
※「予備予選からもしくは本戦からなのか」,「何位まで大会に出場できるのか」はその国のFIFAランクによって決まっています。Flashscoreここに何位まではChampions Leagueに出場できる。など書いてあるので是非調べてみてください。
これは私の推測ですが、なぜ本田圭佑選手がオランダからロシアへ行ったのか。
「Champions Leagueに出場するため」ではないのかと推測しています。そして実際Champions Leagueで活躍し、ビッグクラブへ移籍しました。(あくまで推測です)
この大会の予備予選でガラタサライと対戦している日本人もいたのでチャンスは0ではないです。
まとめ
以上、「私が2年間かけ約50人の海外でプレーされている方から聞いたお話し」+「オーストラリア、リトアニア、ドイツで計16チームのトライアウトを受けて得た知見」の2点をお伝えしました。
その中で1、Transfer Market に載ること、2、市場価値を上げていくことを挙げさせていただきました。
大学卒業後右も左も分からず、とにかくお金と時間と労力を費やし得た知見をお伝えしています。これがすべてではないですが、参考程度にしていただいて少しでも僕の経験がお役に立てればと思っています!
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