今回も海外でサッカーをしたい人向けの内容になっています。私もまだ何も成し遂げていないのですが、約2年間で「海外でプレーしている日本人の方約50名以上の方々の話を聞いて分かったこと」、「オーストラリア、リトアニア、ドイツで計16チームのトライアウトを受け、得た知見」をお伝えしたいと思います。
なぜこのような記事を書くのか?
「海外でステップアップしたい!でも、分からないことが多すぎる!何から調べたらよいのか分からない。」まさにそんな状況でした。エージェントも3回違う会社に頼みましたがなかなかうまくいきませんでした。「僕のような経験をしてほしくない」,「少しでも僕の経験が役に立てば」という想いで書いています。
この記事は以下のような方にオススメ!
- 海外でサッカーがしたい!
- 海外でサッカーしたいけど何からしたら良いか分からない
今回は「移籍期間」について書きました!
それではいきましょう!
移籍期間を知っているメリット
結論:1,トライアウト時によりスムーズに契約まで至ることが出来る可能性が上がる。2,帰国せずにそのまま他の国へチャレンジできる。
移籍期間とは
サッカーをしている人は一度は聞いたことがあると思いますが、「移籍期間」というものがあります。多くの国が夏、冬の2回あります。シーズンが開幕する前の移籍が1番大きいのでそこを狙っていくのが良いでしょう。
シーズン開幕する前=まだチームが固まっていない
シーズン途中の移籍=チーム内の足りないポジション「怪我している、即戦力」なので「ピンポイントの補強」もしくは、「実績があり即戦力の選手」というハードルが上がると思います。
ヨーロッパでは多くの国が8月頃~翌年5月頃までのシーズンが多いです。
日本は2月頃~12月頃まで
北欧(リトアニア、ラトビア、エストニア、フィンランド)はリトアニア2月頃~11月頃までフィンランド4月頃から1月頃まで
各国の移籍期間
「自分の行こうと思っている国の移籍期間が知りたい!」、「色々な国の移籍期間を知りたい!」
様々な状況の選手がいると思います。実はTransfer Marketでは、すべての国の移籍期間情報を見ることが出来ます!
※Transfer Marketについてはこちらに詳しく書いてあるので合わせてお読みください!
まず、Transfer Market と調べていただきます。1,左上の3本線をクリック➡2,移籍&噂をクリック➡3,すべての移籍をクリック。英語表記の場合はTransfer windowと書かれているのでそちらをクリック。
すると、すべての国の移籍期間が書いてあります。是非こちらを参考にして探している国を調べてみてください!
移籍期間を把握することの大切さ
1, 仮に1ヵ国目がだめでも続けて他の国へ行ける
私自身が身をもって経験したことですが、
SNSの「契約しました!」という投稿とは裏腹に、多くの選手が契約できずに帰国を余儀なくされているという現実があります。
勝負の世界は甘くないということを再確認させられました。
そして1度帰国し半年後また海外挑戦するという人もいたりします。しかし、「どうしても日本に帰りたくない!」という方は帰国をせずに続けて他の国へ挑戦することも可能です!
そのためには、
1,シーズンの期間を知り、移籍マーケットが大きい時期を狙う。2,他の移籍期間を把握しておくことが大切だと思います。
リトアニア(1月~2月)しかし、ここで契約できずモンゴルや、フィンランドへ再チャレンジする選手もいます。
2、オーストラリアでの経験
オーストラリアのシーズンは3月頃から~10月頃までです。
そこで僕は何も考えずシーズン途中の移籍を狙っていきました。約10チームのトライアウトを受けたのですが、すべてだめでした。「今の時期は厳しい」、「次の移籍期間で取りたいから待って」また、次期だけでなく、外国人枠の問題もまたありました。
なので、移籍時期をしっかり把握して渡航することの大切さを身をもって体感しました。なので、皆さんはこのようなことがないように色々調べてみてください!
ドイツはいつでも移籍できる?
私は2024年1月にリトアニアへ渡航しました。そこで約1か月と少し生活をし、3チームのトライアウトを受けましたがダメでした。
「ドイツであれば半年間チームに所属してなかったらいつでも移籍できるよ。」
ということを言われ、幸い半年間チームに所属していなかったので移籍期間は過ぎていましたがドイツへ行くことが出来ました。
※しかし、これができるのは5部から下のカテゴリーということなので注意してください。
まとめ
今回も「海外でプレーしている日本人の方約50名以上の方々の話を聞いて分かったこと」、「オーストラリア、リトアニア、ドイツで計16チームのトライアウトを受け、得た知見」をお伝えしました。
私自身、オーストラリア、リトアニアでチームがない状況が続き移籍期間の大切さを身をもって痛感しました。是非Transfer Marketをうまく活用しながら調べてみてください。
大学卒業後右も左も分からず、とにかくお金と時間と労力を費やし得た知見をお伝えしています。これがすべてではないですが、参考程度にしていただいて少しでも僕の経験がお役に立てればと思っています!
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